基本的な暑さ対策
屋外競技を行ううえで昨今の気温上昇は耐え難い物になっています。
そん中で少しでも暑さをしのぐ方法を紹介したいと思います。
競技中の暑さ対策
まず、競技中の暑さ対策としては吸汗・速乾性の高いアンダーシャツの着用。
最近は各メーカーから機能性素材を使用した商品がいくつも出ています。
もうひとつは、だぼっとした長袖のシャツを着て肌を隠す方法。
これは暑さ対策と言うよりも日差し対策になりますが、紫外線による体力消耗を避ける事が出来ます。
それと、試合中の使用は無理なのと、接触のある競技だとちょっと危ないんですが、首に巻くネッククーラー。
水で濡らすだけの物や、アイスノンを使用するタイプなどが有り、太い血管の通る首筋を冷やせるので効果的です。
競技間の暑さ対策
試合と試合の間、試合中のベンチなど待ち時間の暑さ対策です。
基本的な対策としては日影の確保と通気の確保。
日陰作りに一番簡単なのがビーチパラソル。
お手軽な方法なんですが問題は風に対する弱さ。
少しの風でも傘が裏返り、それを繰り返すと破損します。
傘が潰れるだけならまだしも、風に飛ばされたパラソルが人に刺さって・・・・、なんていう事故が数年に一度は起きているので注意が必要です。
傘繋がりだと選手全員が日傘を使用。
これは良いんだけど、全員が日傘をさすと結構邪魔です。
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お薦めな方法としては折りたたみ式のワンタッチタープテントの使用。
スペース的に使用出来ない場合も有りますが、一番便利だと思います。
お薦めのテントをいくつか比較しているので ”ワンタッチタープテントの比較” をご覧ください。
天幕が安物のペラペラの生地の場合、日差しを通してしまうのでご注意を。
通気の確保では電池式・充電式扇風機の使用が有効です。
家電メーカーからお手軽な価格のものが出ていますがこの辺は値段相応。
普段家で使用している扇風機の風量をイメージするなら、マキタや日立工機などの工具メーカーが作るしっかりした物がお薦め。
予備のバッテリーを用意しておけば使用時間を気にせずにすみます。
問題はちょっと大きい事。
他に出来る方法としては噴霧器の使用。
安上がりに行うなら、ペットボトルに取り付けるタイプの霧吹き。
100円均一にも売ってるし、ペットボトルはいくらでも有るのでお手軽です。
ただ、ずってやってると手が非常にだるいです。
使い勝手が良いのは園芸用の蓄圧式噴霧器。
手動でピストンを上下させ、タンクに圧力を掛けて噴霧するタイプの物です。
使い方としては少し離れた位置から広い範囲に噴霧するのが効果的です。
使用していると『かけて、かけて。』と子供が群がってきますが、気化する際に温度を奪うので、離れた位置から薄っすらと肌が濡れる程度に使用します。
蓄圧式噴霧器1000ml 霧吹き スプレー ジョウロ 水やり 05P18Jun16 価格:480円 |